ゆめにっき

2/11/23

今日初めて夢の中でボロ泣きした。現実では涙は出ていなかったが、起きて少ししてから泣きそうになった。この夢は完全に悪夢だったが、泣いたのは怖かったからではない。さて、夢の内容について話すが、もちろん、夢なのであいまいなイメージの集合体のような感じで言葉ではっきり説明できる部分は少ない、もしくはもう忘れてしまった。始まり方もわからないしそれぞれのイメージが独立しているような状態だ。 まず覚えているのは、何人かの大人と自分と何かしらの友達がいて、その友達と小さな船の上にいた。暗い夜の港のようなあいまいなイメージだ。そこで何かがあり、船から上がってきて、私が何かに水をかけてしまって、なぜか私は突然キレた。そしてその何かに再び水をかけていらいらしながらどこかにいった。そこからのつながりがあるかはわからないが、舞台は変わり、どこかのアジアの国の学校にいた。その学校は考えられないくらい荒れていて、生徒が銃を持っていたりした。そこになぜか私の家族もいて、何かが起こり私たちを含めたたくさんの人が学校から抜け出そうとしていた。もう忘れてしまったことばかりだが、その学校で私は父さんにとても反抗していて、とてもギスギスしていた。学校から逃げようとしているときは本当にこわかった。日本人じゃないアジア系の生徒が学校にたくさんいて、けんかして銃を乱射し、血が出ている描写もあった。私はどこからか飛び降り、学校の外にいた。そして走り続けて何時しか妙にぼろくて小さい自分の家についていた。私は一人で逃げていたので、家族がどこにいるのかわからなかった。小さな1ルームの家で少しの時間を過ごし、急に窓から妹がこちらに手を振っていて、両親の姿もあった。3人が玄関から入ってきて、私は父さんに抱き着き、号泣した。 そして区切り良く目が覚め、こんな夢を見たことに驚いた。私はいつも鬱気味で少しイライラしているからか、悪夢しか見ない。今日の夢については、すでに忘れてしまったことばかりで、起きた直前の時の鮮明なイメージももう思い出せない。だがものすごく圧倒されるような、一つの心に刺さる映画を見た時のようだった。忘れてしまったのは悔やまれるが、家族の大切さを知り、素晴らしい体験ができた。わたしは普段から家族にイライラすることがあるが、この夢のおかげで少し態度を改めようと思った。夢は、あいまいで言葉にできないイメージだからこそ、その人の心の奥底まで伝わるような、素晴らしく特別な体験ができる。